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施設供用制度の利用料金に関しては 産学連携推進課の「利用料金について」を参照下さい 。

 → 利用料金について

 

【JRR-3ビーム実験装置利用料金シミュレーション】

ビーム実験装置の利用料金については、以下のサイトでシミュレーションを行うことができます。

 → JRR-3ビーム実験装置利用料金シミュレーション

 

【利用料金概要】

1.料金体系

(1)成果公開課題(基本料金の一部減免料金)

利用料金=[1]+[2] ' +[3](a+c)+[4]
※[2]のうち原子炉運転に係わる消耗品費のみ (表 1参照)

(2)成果非公開課題(基本料金)

利用料金=[1]+[2]+[3]( a+b+c)+[4]

[1]取扱手数料

1件の利用申込みあたり10,300円
来所手続き、保安教育、課題採択等各種事務処理にかかる経費の一部として。

[2]施設の運転に係る経費

運転にかかるコスト回収を原則とし、租税公課、原子力賠償保険料、施設保守費、人件費、茨城県核燃料等取扱税、核燃料費、維持費、光熱水費、清掃費、廃棄物処理費(施設分)、原子炉運転に係わる消耗品費、間接経費(直接経費の 24%)を勘案して、装置毎に料金を設定(表1参照)。
ただし、成果公開課題については原子炉運転に係わる消耗品費及び廃棄物処理費(施設分)のみの料金を設定。(表1参照)

[3]追加経費

・各利用における実験消耗品費(実費) a
 実験内容によって変動
・役務提供及び技術指導に係わる直接人件費 b(表2参照)
 装置等の操作、運転等の役務提供及び装置等の操作、運転等の方法、実験試料等の作製方法、実験データ等の解析方法等に関しての技術指導
・補助装置等を利用する場合の利用料 c(表3参照)

[4]放射性廃棄物の貯蔵、処理および処分に係る経費

各利用において放射性廃棄物が発生した場合、実費を徴収。

2.利用料金の装置別の算出例

(1) 高分解能粉末中性子回折装置(HRPD)を2日間利用した場合の一例

a) 成果非公開課題の場合

 10,300([1])+(47,120([2])×2)+36,181([3]a)=140,721円

b) 成果公開課題の場合

 10,300([1])+(8,830([2]')×2)+24,045([3]a)=52,005円

表 1 JRR-3設置中性子ビーム利用実験装置等の利用料金([2]施設の運転に係る経費部分)(単位:円)

※原子炉運転に係わる消耗品費及び廃棄物処理費(施設分)

 

表 2 追加経費 直接人件費単価表 (消費税抜き)

表 3 追加経費 補助装置等を利用する場合

ただし、1日未満は1日とみなす。


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